こんにちは!いちです。
先日3月8日に内閣府令の一部改正があり、新NISAのクレジットカードでの積立投資(クレカ積立)の月間上限額が5万円から10万円に引き上げられました。
これを受けて、SBI証券や楽天証券、マネックス証券、auカプコム証券などの証券会社が続々と、クレカ積立の月間上限額を10万円まで引き上げることを発表しています!
その中でも楽天証券は、なんと内閣府令の改正があった3月8日のうちに、2024年4月の積立分からクレカ積立の上限額を10万円に引き上げることを発表しました。
また、ポイント還元率も据え置きということで、さらにポイントを貯められることが明らかになっています。
今回の記事では、クレカ積立の月間上限額が10万円になった今、楽天証券×楽天カードで得られるポイント還元と月間積立額別のおすすめのカードについてまとめたいと思います!
- 毎月の積立金額が73,333円以下であれば楽天ノーマルカード、73,334円以上であれば楽天ゴールドカードがお得
- ゴールドカード・プレミアムカードの場合は、クレカ積立を優先して使う
【楽天証券】2024年4月積立分よりクレカ積立の上限額を10万円に引き上げ
楽天証券では、2024年4月の積立分から月額10万円までクレカ積立ができるようになります。
3月10日午前7時ごろから積立設定の変更が可能で、2024年4月の積立分から金額を変更したい場合は、3月12日までに設定を変更する必要があります。
積立設定期間 | 積立反映タイミング | 口座引落日 |
---|---|---|
2024年3月12日までに変更 | 4月積立分から反映 | 4月30日 |
2024年4月12日までに変更 | 5月積立分から反映 | 5月27日 |
2024年5月12日までに変更 | 6月積立分から反映 | 6月27日 |
4月分から始めたい人は急ぎましょう!
楽天証券クレカ積立の対象カードとポイント還元率
楽天証券では、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードでクレカ積立が可能です。
それぞれのカードの年会費と基本還元率、積立投資のポイント還元率は、次の表のとおりです。
ノーマル | ゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|
年会費 | 0円 | 2,200円 | 11,000円 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
(代行手数料年率0.4%未満) | 積立投資の還元率0.5% | 0.75% | 1.0% |
積立投資の還元率 (代行手数料年率0.4%以上) | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
代行手数料の年率が0.4%以上かどうかでポイント還元率は変わりますが、オルカンなどの代行手数料が少ない銘柄に投資している方が多いと思いますので、代行手数料の年率が0.4%未満の場合のポイント還元率で比較していきます。
楽天証券×楽天カードで積み立てた場合のポイント還元を比較
楽天証券×楽天カードでクレカ積立を行った場合の、年間で得られるポイント還元を表にまとめてみました。
ノーマル | ゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|
年会費 | 0円 | 2,200円 | 11,000円 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
積立投資の還元率 | 0.5% | 0.75% | 1.0% |
月々1万円積立 | 600pt (+600円) | 900pt (−1,300円) | 1,200pt (−9,800円) |
月々3万円積立 | 1,800pt (+1,800円) | 2,700pt (+500円) | 3,600pt (−7,400円) |
(元々の上限) | 月々5万円積立(+3,000円) | 3,000pt(+2,300円) | 4,500pt(−5,000円) | 6,000pt
月々7万円積立 | 4,200pt (+4,200円) | 6,300pt (+4,100円) | 8,400pt (−2,600円) |
(新しい上限) | 月々10万円積立(+6,000円) | 6,000pt(+6,800円) | 9,000pt(+1,000円) | 12,000pt
月間上限額が5万円の場合
まずは、上限額が5万円だった時の場合をおさらいしておきましょう。
ノーマル・ゴールドカードでは年会費を上回るポイント還元が得られますが、プレミアムカードでは5,000円のマイナスになっていることがわかります。
ノーマルとゴールドを比較すると、月々の積立額が5万円までであれば、楽天ノーマルカードがお得と言えます。
月間上限額が10万円の場合
それでは、上限額が10万円に引き上げられた場合を考えてみましょう。
プラレミアムカードについては、毎月91,667円以上積み立ててようやく年会費以上のポイント還元を得られますが、上限いっぱい積み立てたとしても、年会費を差し引いて年間で1,000円しかポイント還元が得られません。
一方、ノーマルとゴールドを比較すると、毎月73,334円以上積み立てる場合は、楽天ゴールドカードの方がお得という結果になりました。
月間積立金額別のおすすめカード
月間の積立額に対して、年間でもらえるポイント還元から年会費を差し引いた金額をグラフにしたのがこちらです。
積立投資のポイント還元だけで考えるのであれば、プレミアムカードは選択肢に入らなさそうです。
ノーマルカードかゴールドカードにするかどうかは、毎月の積立金額が73,333円以下であれば楽天ノーマルカード、73,334円以上であれば楽天ゴールドカードと言えそうです。
グラフにするとシンプルでわかりやすいですね
楽天証券は楽天キャッシュも使えば月15万円までポイントがもらえる!
さらに楽天証券は、楽天カードから楽天キャッシュ(電子マネー)にチャージしたお金で積立投資した分についても、毎月5万円分まで0.5%のポイントがもらえます!
よって、楽天カードと楽天キャッシュを併用すれば、合計で15万円分の積立投資に対してポイントがもらえることになります!
ノーマルカードの場合は、カード経由でもキャッシュ経由でもポイント還元率は同じ0.5%なので、どちらを優先しても問題ありません。
一方、ゴールドカードとプレミアムカードの場合は、カード経由の方がポイント還元率が高いので、こちらを優先して使った方がお得です。
まとめ
以上、楽天証券×楽天カードで月10万円までクレカ積立を行った場合のポイント還元についてまとめました。
結論をまとめると以下のとおりです。
- 毎月の積立金額が73,333円以下であれば楽天ノーマルカード、73,334円以上であれば楽天ゴールドカードがお得
- ゴールドカード・プレミアムカードの場合は、クレカ積立を優先して使う
お得に積立投資をして、資産をどんどん増やしていきましょう!