こんにちは、みいです。
現在、私は第1子を妊娠しています。
元々、私は生理不順で、放っておくと3か月ほど生理が来ないため、ピルを飲むために婦人科で検査を受けたところ、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断され、数年単位でピルを飲んでいました。
結婚後、妊娠を希望する時期の半年前に改めて検査したところ、残念ながらPCOSは治っていなかったため、半年間で自然に毎月生理を起こせるように漢方やサプリで体質改善を行うことにしました。
しかし、結論から言うと、ピルをやめて半年間漢方やサプリで体質改善を試みる→一時うまくいくも仕事の繁忙期等でストレスが重なり3か月生理が止まる→お薬で強制リセット→次の排卵時にタイミング法で妊娠できました。
PCOSでも妊娠はできます。
PCOSの私から言えることは以下の4点。
- 妊活を始めるタイミングで病院に行ってひととおり検査をしましょう。
- PCOSの場合、自己流タイミングはおすすめしません。初回から病院に行った方が手っ取り早いです。
- ストレスが一番の敵です。生活習慣を整える=自分を大事にすることが妊娠への近道。
- 漢方やサプリにも一定の効果はあるが、過信しすぎない。
実際にやったこと、かかった費用、当時の感情を時系列で紹介できればと思います。
みいちゃん私自身、「PCOS 妊娠」「PCOS ブログ」などで検索して、色んな方の体験談を読んできました。同じような方の一助になれば幸いです。
妊活スケジュール
2025年夏の妊娠を希望していたため、逆算して約半年前から準備を始めました。
- 2024年冬〜:妊活開始前の検査
- 2025年年始〜:ピルをやめる・サプリと漢方開始
- 2025年春〜:サプリと漢方に頼るも生理が来ない
- 2025年梅雨〜:強制リセット・漢方をやめる
- 2025年夏〜:通院・妊娠発覚
大きく分けると私の妊活はこんな感じでした。ほぼ準備期間です。
2024年冬〜妊活開始前の検査
私はPCOSであることがすでに判明しており、簡単には妊娠できないかもしれないと思っていたので、いちくんにも検査を受けてもらい、何か見つかったらお互いに事前に対策しようと思っていました。
いわゆるブライダルチェックは自費診療で数万円するため高いですが、東京都は「プレコンセプションケア」に力を入れており、東京都主催のセミナー(TOKYOプレコンゼミ)を受講後に登録医療機関で検査を行い、東京都に申請すると女性3万円、男性2万円まで検査費用を負担してもらえます!
詳しくは、東京都福祉局のホームページを確認してみてください。
対面かオンラインか選べたのでオンラインで受講しました。
妊活関係の検査のうち、風疹抗体の検査だけは市区町村で助成を行っていたため別で受けましたが、2人とも抗体が足りなかったのでワクチンを打ちました。
また、助成金の対象となる医療機関で、尿・血液・麻疹抗体・梅毒等の感染症・精液・男性ホルモン・AMH・甲状腺ホルモン・女性ホルモン等の検査を各自行いました。
私はAMH10以上、ホルモンの数値がPCOSの要件を満たしており、相変わらずPCOSでした。いちくんは、精液検査の数値が少しだけ悪かったので再検査を勧められましたが、仕事が忙しくなって再検査しませんでした(おい!)。
検査を受けた後、東京都のアンケートに回答の上、助成金を申請すると1ヶ月後くらいに振り込まれました。
検査関係でかかった費用は、風疹・麻疹のワクチン代の4,000円のみです。(※市区町村から助成が出ますが満額ではなかったです。)
検査の結果、私は想定の範囲内、いちくんは絶対に再検査をしなければいけないほど悪いわけではなく「受ける意味はあったのか」とも思いましたが、検査をした病院が不妊治療専門で自宅から通いやすい場所にあったので、今後お世話になるイメージができて良かったです。
また、いちくんにとっては妊活についてきちんと考えるきっかけになったのではないかと勝手に思っています。
2025年1月〜:ピルをやめ、サプリと漢方を開始
大前提として、1か月周期で生理が来る身体になりたい(排卵を起こしたい)/自然妊娠 or 病院のタイミング法で妊娠したいと思っていたが故の行動です。半年で体質改善できればと思っていました。
PCOSって卵巣の中に未熟な卵胞が溜まって排卵しづらい体質なので、3か月に1回の生理では、妊娠のチャンスが年に4回しかないことになります。チャンスなさすぎでは?
サプリ
サプリは年始から葉酸・ビタミンD・イノシトールの3種類を摂取し始めました。
葉酸は、妊娠を希望する1〜3か月前から摂取するのが望ましいと聞いていたため、大は小を兼ねるの気持ちで年明けから飲み始めました。
ビタミンDは、日本人の95%が不足しているらしく、PCOSの人は特に不足している・排卵障害の改善等に効果があるとされているため、年明けから飲み始めました。
イノシトールは、「PCOS サプリ」と調べると、病院のサイト、個人のブログ、iHerbの口コミ、SNSで生理周期が整ったと見たので飲んでみることにしました。しかし、漢方も始めると負担になってきたため、2025年1−2月にiHerbのイノシトールを、6-7月に韓国のPHYTOTICSのイノシトールを飲む以外は飲んでいない時期もあります。




漢方
サプリを年始から始めて基礎体温を測り始めましたが、全く二層にならなかったため、PCOSについてきちんとホームページで説明されており、家から通いやすく、Googlemapの口コミが良い漢方薬局に1月下旬から通い始めました。
婦人科での検査の結果を見せつつ舌と脈を見てもらい、私は腎虚・水滞傾向にあるとのことだったので、五苓散or柴苓湯、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)を処方されました(あくまで私の場合です。人によるので自己判断で飲まないでくださいね!)。
漢方には3種類あり、煎じ>粉>錠剤の順番で効能が高いとされており、値段は効能に比例します。
最も効果の高い煎じは30分弱火で火にかける必要があり、その割に量ができないため、とにかく手間がかかるのと薬草の臭いが鍋につきます。煎じはいちくんから不評だったのとお財布の持続可能性を考え、基本的には粉と錠剤を飲んでいました。
身体の状態確認や薬の追加のために多い時で週1回、平均して2〜3週間に1回は漢方薬局に通っており、体力的にも金銭的にも負担を感じていました。
2025年2月:理想的な基礎体温のグラフを描き、生理が来る
漢方の効果を疑いつつ飲み続けていたら、バレンタイン前にのびおり・腹痛(おそらく排卵痛)が確認でき、その後、基礎体温が上昇し始めました。これが排卵か!!!と感動したのを覚えています。
約2週間後、基礎体温が下がり、数年ぶりに自然な生理が始まりとにかく嬉しかったです。これが毎月起きれば年に12回チャンスが訪れるからです。
漢方のおかげだ、これからも漢方を信じていこうと強く誓いました。
しかし、成功したのはこの1回だけでした。
どんなに体に合う良い漢方でも仕事のストレスと生活習慣の乱れに勝つことはできませんでした。
2025年3〜5月:仕事のストレスで生理が止まる
2月末の生理で希望が見えてきたので、3月以降も基礎体温を欠かさずつけ、漢方とサプリをきちんと飲み、漢方薬局に通い続けました。
しかし、基礎体温が二層にならずガタガタ。
というのも、3月に入ってから残業が大幅に増え、毎日終電まで働き、食事も適当、2月までできていた運動は全くできず、睡眠時間は減り、心身ともにボロボロになりました。
4月に不正出血があったため、婦人科に行って経膣エコーをしてもらったところ、子宮内膜が全く厚くなっておらず無排卵の状態であると言われました。どれだけ忙しくても基礎体温と漢方とサプリだけは真面目にやっていたのでとにかくショックでした。
一度お薬でリセットしてもいいと言われましたが、漢方の可能性を信じたかったので、もう1か月様子を見てダメだったらリセットすることにしました。
2025年5月末〜6月:全く改善しておらずお薬でリセット
5月末に再度経膣エコーをしてもらったところ、全く改善していなかったため、プレマリンとデュファストンを飲んで6月に一度強制的に生理を起こすことになりました。
婦人科の後に漢方薬局に行き、やっぱりダメだったと言うのがとても辛かったです。
身体の状態が悪いので、粉や錠剤ではなく煎じに挑戦することにしたものの、これまで時間とお金をかけてきたのにと虚しくなってしまい、この時の受診を最後にもう漢方薬局には行かないことをLINEで伝えました。もう自然妊娠 or タイミング法での妊娠は難しいかもしれないと帰り道で号泣し、帰宅してからも数時間泣き続けました。
ここまでで漢方代は9万円かかっていました。9万のうち、半分くらいは飲んでいても全く効果がなかったと考えるとショックは大きかったです。
幸い、5月で大きな仕事が終わり、6月は定時帰りになってかなり心の余裕ができたので、最後にもらった漢方はきちんと煎じて飲むことができました。また、一汁三菜の自炊メインの食生活、1日7時間程度の睡眠、YouTubeでのヨガ・ピラティス・筋トレなど、とにかく自分の身体を健康になるよう大事にしました。
お薬でリセット後、本来なら生理5日目までに婦人科に行き、排卵誘発剤を飲み始める必要があるのですが、6月中に妊娠したくなかったのと予定が合わなかったのとで、通院をスルーしてしまいました。
煎じを飲み切った後、PHYTOTICSのイノシトールと、AMOMAの妊活ブレンドハーブティーを飲み始めました。相変わらず何かに縋っていないと落ち着かなかったようです。
2025年7月上旬:婦人科で排卵直前の卵胞を確認→タイミング
本格的に妊活を始めるため、まずは状態を見てもらいに婦人科へ行きました。
強制リセット以降、基礎体温がずっと低温期でガタガタだったため、再びリセットする想定で経膣エコーをしてもらったら、排卵直前の約20mmの卵胞が確認できました!!
24〜36時間以内に排卵する目安となるLHサージが出ているかどうかの尿検査をしたところ陰性だったので、HcG注射(筋肉注射)を打ってもらい、翌日と翌々日にタイミングをとりました。
数日後に再び通院したところ排卵が確認でき、基礎体温も上昇し、一度ガクッと下がったので今月はリセットかな、次回から排卵誘発剤で頑張ろうと思っていたところ、なんと妊娠していました。
結果的に排卵誘発剤を使っていないタイミング法での妊娠となりました。
結局、仕事のストレスがなくなり丁寧な暮らしができるようになったのが大きいと思います。
その上で、最後にやった漢方の煎じや、今までのサプリの積み重ね、ダメ押しのイノシトール・妊活ハーブティーが効いたのだと思っています。
なお、妊娠するまでに婦人科でかかった費用は、4月:1,820円(不正出血)、5月:3,750円(強制リセット)、7月:6,770円(排卵前・排卵後の検査)でした。
最後に
PCOSの私から言えることは以下の4つ。
- 妊活を始めるタイミングで病院に行ってひととおり検査をしましょう。
- PCOSの場合、自己流タイミングはおすすめしません。初回から病院に行った方が手っ取り早いです。
- ストレスが一番の敵です。生活習慣を整える=自分を大事にすることが妊娠への近道。
- 漢方やサプリにも一定の効果はあるが、過信しすぎない。
- ○妊活を始めるタイミングで病院に行ってひととおり検査
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これは本当にやって良かったと思っています。もし何か事前にわかっていれば遠回りをしなくて済み、何もなければタイミング法から始めるだけなので。旦那さんが精液検査を嫌がる懸念はありますが、不妊治療を始めることになったら結局必要になるので、慣れてもらうためにも必要な一手間だと思います。
- ○PCOSは自己流タイミングをおすすめしない。初回から病院に行くべし
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私の場合、6月の強制リセットから7月の排卵手前までの状態になるのに約1か月かかりました。このように、PCOSはいつ排卵するのか読みづらいです。基礎体温をつけていてもずっと低温期でいつタイミングを取れば良いか分かりません。
なお、排卵検査薬を使う方法もありますが、PCOSはLHの値が常に高く偽陽性が出ることから当てにならないそうです。病院に行ってエコーを見れば明らかで、必要なお薬や注射を処方してもらえるので話が早いです。
- ○ストレスが一番の敵。生活習慣を整える=自分を大事にすることが妊娠への近道
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2月に一度生理が来た時は、多少残業していたものの、食生活や運動に気をつけ、必要な睡眠を取れていました。6月以降は毎日定時で自分のケアがかなりできており、時間はかかりましたが卵胞が育ちました。
- ○漢方やサプリにも一定の効果はあるが、過信しすぎない。
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「PCOSだから何か対策をしないといけない」「1か月周期で排卵と生理を起こせるようにならないといけない」という考えに囚われすぎていたように思います。今思えば、妊活を始めるまでピルと最低限のサプリだけ飲み、消退出血が始まったタイミングで病院に行って排卵誘発剤から始めるのでも良かったと思います。
しかし、色々やってみた結果、過度なストレスが掛からなければ漢方やサプリにも一定の効果があることはわかったので、産後、再び生理不順になった時や第2子の妊活の際に参考になるかもしれません。でも、これさえ飲んでいれば妊娠できると思うのは自分の首を絞めることになると思ったので、ほどほどに・・・。



体質改善に半年、タイミング法1回で妊娠という特殊な事例ですが、参考になったら嬉しいです。



