こんにちは!いちです。
冬場の寝苦しい夜にエアコンをつけたままにして寝たいけど、電気代が気になるし、部屋が乾燥してしまうので極力避けたいですよね。
でも毎晩エアコンのタイマーを入れるのも面倒だよね
それな
また、私たちの家のエアコンもそうなのですが、オフタイマーかオンタイマーのどちらか一方しか設定できず、「寝る時に1時間だけつけて、起きる1時間前にまたつける」みたいなことができなくてとても不便でした。
このような悩みを解決してくれるのが、今回紹介する「SwitchBotハブ2」です。
SwitchBotハブ2を使えば、毎回タイマーを設定しなくても自動でエアコンをON・OFFすることができるようになります。
- 毎回設定する手間が省ける!
- エアコンのつけ忘れや消し忘れがなくなり、節電効果も期待!
- 適切に温度設定することで、快適な睡眠を手に入れられる!
今回の記事では、SwitchBotハブ2のオートメーション機能を使ったエアコンのON・OFFを自動化する方法について、初心者の方にもわかりやすく紹介したいと思います!
SwitchBotハブ2の概要
SwitchBotハブ2は一言でいうと「アプリから複数の家電をリモート操作できるようにするデバイス(温度・湿度計付き)」です。
主な機能は次の4つです。
- スマートリモコン機能
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ハブ2の1つ目の機能は、スマートリモコン機能です。
家電に付いている赤外線リモコンと同じ信号を、ハブ2から出すことができます。
複数のリモコンを登録することができるので、ハブ2が一台あれば、複数の家電を操作可能です。 - スマートホームハブ機能
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ハブ2の2つ目の機能は、スマートホームハブ機能です。
赤外線やWi-Fi、Bluetoothを使って、他のスマートデバイスを相互に繋ぐ中継機として機能します。
SwitchBotのサーバーとも繋がっているので、屋外からリモートで家電を操作することも可能です。 - スマート温湿度計機能
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ハブ2の3つ目の機能は、スマート温湿度計機能です。
ハブ2には温度・湿度センサーが内蔵されていて、ハブ2本体またはスマホアプリから確認できます。
アプリを使った場合は、過去の温度・湿度の履歴も見ることができます。 - スマートボタン機能
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ハブ2の4つ目の機能は、スマートボタン機能です。
ハブ2本体のON・OFFボタンを押したときに、家電をどのように操作するのかを設定できます。
この機能を使えば、複数の家電を同時にボタン1つで操作することができます。
SwitchBotのもう1つの便利な機能
以上が、SwitchBotハブ2の主な機能なのですが、もう1つ重要な機能があります。
それは、オートメーション機能です。
この機能はハブ2というよりはSwitchBotアプリの機能なのですが、家電の操作をあらかじめスケジュールすることができます。
例:平日〇〇時になったらエアコンをONにする
さらには、これらの設定に前提条件を付けることも可能です。
例:平日〇〇時に「部屋の温度が〇〇度以上だった場合」エアコンをONにする
もっと複雑な条件も設定できるので、自由度はかなり高いです!
今回はこのオートメーション機能を使って、エアコンのON・OFFを自動化します。
SwitchBotハブ2の設定方法
必要なもの
スマホ(SwitchBotアプリをインストールするため)
WiFi環境(2.4GHz帯が必要)
これらが準備できたら、次の4つのステップで、エアコン操作を自動化していきます。
- SwitchBotアプリをインストールする
- SwitchBotアプリにSwitchBotハブ2を登録する
- SwitchBotハブ2にエアコンを登録する
- オートメーションを設定する
順番に説明していきます。
SwitchBotアプリをインストールする
まずは、以下の手順にしたがって、スマホにSwitchBotアプリをインストールしましょう。
SwitchBotの他のデバイスをすでに使っている方は、次のステップからで大丈夫です。
スマホにSwitchBotアプリをインストールしましょう。
アプリを開くと、初期設定の画面が表示されるので、指示通りに進めてください。
Bluetooth接続と通知設定は、特に理由がなければONで大丈夫です。
アプリにデバイスを追加するためには、アカウントを作成する必要があります。
すでにアカウントを持っている場合は、メールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。
アカウントを持っていない場合は、SwitchBotアプリ上で「プロフィール」→「ログイン」→「登録」をタップし、メールアドレスとパスワードを登録してログインしましょう。
SwitchBotアプリにSwitchBotハブ2を登録する
次に、SwitchBotアプリにSwitchBotハブ2を登録します。
アプリからホーム右上の「+」→「デバイスの追加」→「ハブ2」をタップします。
ハブ2の電源を入れて、本体のonとoffボタンを同時に2秒以上押し、本体左上のランプが点滅したら「次へ」をタップします。
次に、SwitchBotハブ2を家のWi-Fiに接続します。
使用するWi-FiルーターのSSIDを選択し、パスワードを入力して「次へ」をタップします。
Wi-Fiとの接続が完了したら、ハブ2の追加画面が出てきます。
SwitchBotハブ2の表示名を(変えたければ)変更し、設置するルームを選択して「保存」をタップします。成功という画面が表示されたら「OK」をタップしましょう。
アプリのホーム画面にSwitchBotハブ2が表示されていれば登録完了です。
SwitchBotハブ2にエアコンを登録する
SwitchBotハブ2の登録が終わったら、次はエアコンを操作できるように設定していきます。
アプリのホーム画面のデバイス一覧から「ハブ2」をタップし、赤外線リモコンの右側の「+」ボタンをタップ、家電一覧から「エアコン」をタップします。
「リモコンの自動学習」をタップし、「今すぐ開始」をタップすると、赤外線信号の受信待ちになります。
リモコンをハブ2に向けて、適当なボタンを押しましょう。
受信がうまくいくと、「〇〇つのテンプレートが見つかりました」という画面が出てくるので「了解しました」をタップします。
各テンプレートの電源ボタンをタップしてみて、エアコンが動作することが確認できたら、「問題なく動いている」をタップして次に進みます。
リモコンの表示名を(変えたければ)変更し、設置するルームを選択して「保存」をタップすれば完了です。
これでハブ2からエアコンを操作できるようになります!
オートメーションを設定する
それではいよいよオートメーションを作成していきます。
今回は「平日の朝6時にエアコンをONにする」というスケージュールを例に設定していきます。
SwitchBotアプリ下側の「オートメーション」タブを開き、右上の「
一番上の名称の部分に、自分がわかりやすいように名前を付けましょう。
次に、いつエアコンをONにするのか設定します。
「条件を追加」をタップし、「スケジュール」をタップすると、スケジュール設定画面が出てきます。
今回は時間を「6:00」、繰り返しを「月火水木金」に設定し、「保存」をタップします。
次に、「エアコンをONにする」というアクションを設定します。
「アクションを追加」をタップし、「デバイス」をタップします。
すると、登録されているデバイスの一覧が出てくるので、今回操作したいエアコンを選びます。
エアコンのモード(暖房・冷房)や設定温度を設定して、右上の「 」をタップします。
最後に、設定したオートメーションが動作するかどうかテストします。
「このオートメーションをテスト」をタップして、「確認」をタップします。
うまく設定できていれば、エアコンのスイッチが入るはずです。
動作の確認ができたら「保存」をタップして完了です。
これでオートメーション設定ができました!
おすすめのオートメーション設定
最後に、夏場・冬場におすすめのオートメーション設定を紹介します。
夏の場合
Panasonicの記事によると、「寝室に入る30分前にエアコン(冷房 or 除湿、設定温度26〜28℃)をONにして、朝までつけっぱなし」が良いそうです。
快適な寝室環境を保つには、冷房モードで設定温度を26~28℃にするか、除湿モードに。
寝室に入る30分前にエアコンをONにし、上に向けて風をあてておくことで、効率よく良い睡眠環境をつくることができます。
特に熱帯夜は途中で運転を停止する設定にはせずに、冷えすぎない温度で朝までつけっぱなしにしましょう。
Panasonicホームページより抜粋
これらを自動化するオートメーション設定例です。
- 「寝室に入る30分前」にスケジュールを設定
- エアコンをON(冷房 or 除湿、設定温度26〜28℃)
- 「起床時間」にスケジュールを設定
- エアコンをOFF
冬の場合
冬の場合は、「寝る前の30分間だけ部屋を暖めておいて、起床1時間前に暖房(設定温度20〜22℃)をつける」のが良いそうです。
エアコンの空気が苦手・乾燥してしまうという人におすすめなのは、就寝の20〜30分前に寝具をめくってエアコンをつけておく方法です。
Panasonicホームページより引用
起床時の室温は20~22℃程度が最適。低くても16℃以上を推奨!
朝7時に起きる場合は、6時にタイマー設定しておくと、坪田先生も推奨する「起床1時間前に室温20~22℃」に暖められ、快適な環境で目覚めることができます。
Panasonicホームページより引用
これらを自動化するオートメーション設定例です。
- 「寝室に入る30分前」にスケジュールを設定
- エアコンをON(暖房、設定温度20〜22℃)
- 「寝室に入る時間」にスケジュールを設定
- エアコンをOFF
- 「起床時間の1時間前」にスケジュールを設定
- エアコンをON(暖房、設定温度20〜22℃)
- 「起床時間」にスケジュールを設定
- エアコンをOFF
これを毎晩手動で設定するのは大変だった・・・
ハブ2のおかげでかなり楽になったよね!
まとめ
SwitchBotハブ2のオートメーション機能を使って、エアコンのON・OFFを自動化する方法について紹介しました。
- 毎回設定する手間が省ける!
- エアコンのつけ忘れや消し忘れがなくなり、節電効果も期待!
- 適切に温度設定することで、快適な睡眠を手に入れられる!
今回は「寝る時のエアコンの設定」にフォーカスした活用例を紹介しましたが、他にも「帰宅前にエアコンをつけておく」など様々な便利な活用法があります。
これを機会にSwitchBotハブ2