【バルセロナ】カタルーニャ音楽堂のステンドグラスは必見!見どころを紹介

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こんにちは、みいです!

私たちは、3泊5日でスペインのバルセロナを旅行し、カタルーニャ音楽堂へ行ってきました!

カタルーニャ音楽堂は、1905年から1908年にかけて、モダニズム建築家のリュイス・ドメネク・イ・モンタネールによって、1891年に設立された合唱団のオルフェオ・カタラーナの本拠地として建設され、1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。

バルセロナの建築といえばガウディが有名ですが、モンタネールの作品であるカタルーニャ音楽堂とサン・パウ寺院は世界遺産に登録されており、モンタネールは一時ガウディを凌ぐ天才建築家であったと言われています。

カタルーニャ音楽堂は、なんといっても大ホールのステンドグラスがとても綺麗で見応えがあります!

この記事では、カタルーニャ音楽堂の基本情報、見どころ、チケット情報を紹介します!

みいちゃん

写真を見たら行きたくなること間違いなし!

目次

カタルーニャ音楽堂の基本情報

開館時間館内見学は午前9時〜午後3時30分まで
アクセスメトロ:L1かL4のUrquinaona駅から徒歩2分
FGC(カタルーニャ鉄道)とRENFE(スペイン国鉄):Catalunya Square駅から徒歩10分
所要時間ツアーの場合は1時間弱

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カタルーニャ音楽堂の見どころ

カタルーニャ音楽堂の見どころを紹介します!

事前情報なしに行ったとしても、ステンドグラス、彫刻、モザイクタイルなどが綺麗なので十分楽しいですが、それぞれの装飾が何を意味しているか少しでも理解していくとより楽しめると思います。

ファサード

正面入り口は、レンガ造りのアーチが特徴的です。

ファサード

上を見上げると、2階のベランダの部分に胸像が3つ見えますが、左からパレストリーナ、バッハ、ベートーヴェンです。右側面にはワーグナーの胸像もあります。

ファサードの上部には、アントニ・マリア・ガリッサによるオルフェオンの旗を象徴するリュイス・ブルーの大きなモザイクのペディメント(西洋建築の切妻屋根で囲われた下の三角形の部分)があります。

中央には、紡ぎ車を持って宴を司る女王が描かれており、これはオルフェオンが最もよく解釈し、1996年以来マヨルカの公式国歌となっている、アマデウ・ヴィヴェス作曲、ジョアン・アルコヴァー詩の「ラ・バランゲーラ」を暗示しているとされています。

カタルーニャ音楽堂ファサード
正面入り口から見て右の角

ファサードの角の彫刻は、画家のミケル・ブレイによって作られ、フレデリック・ベキーニによって等身大より大きく再現されたものです。

中央の女性の像の上には、サン・ジョルディが描かれ、その周りを船乗り、農民、老人、子供たちを表す登場人物たちが取り囲んでいます。

彫刻の足元にある碑文によると、カステルベル侯爵が費用を負担し、1909年9月8日に完成したそうです。

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大階段

大階段前

正面入り口に入ると、正面にカフェテリア、その手前左右に大階段があります。

大階段
大階段脇

細かな彫刻、透き通った黄色の柱、ステンドグラスの窓など、階段だけでも見応えバッチリ。

コンサートホール

大ホールステンドグラスとステージ

カタルーニャ音楽堂のメインとなる大ホールです。

見てください、天井のステンドグラス、ステージ上部の彫刻、パイプオルガン、天井のバラと破砕タイルたち!!

窓から自然光が差し込んで、ステンドグラスがキラキラ輝いていてとても綺麗です。空間にうっとりしてしまいますね。

簡単にステージ正面の彫刻などを紹介します!

ステージ左側の彫刻

作曲家ジョゼップ・アンセルム・クラベの胸像

ステージ正面のパイプオルガン

Walcker社製で3,700本以上のパイプからなるそうです。圧巻!

ステージ右側の彫刻

ベートーヴェン像の頭上にワーグナーの『ワルキューレの騎行』の世界が広がっています。

ステージ正面の壁

18体の女神の彫刻。世界各地から集められた18の楽器は、国境なき音楽を象徴しています。

大ホールステンドグラス

下から天井のステンドグラスを見上げました。正面から見るのとまた印象が異なります。

大ホール観客席
大ホール後方観客席

上階の客席から見た景色。1階から天井までの高さが約13メートル、総座席数は2,000席超えとあって、とても高くて広い大ホールです。

大ホール薔薇天井

天井を中心に、柱やステンドグラスの窓には2,000もの薔薇の彫刻が施されています。

みいいち

大ホールの鑑賞中、パイプオルガンの自動演奏が流れてきてコンサート気分を味わえました!

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ルイスミレーホール

ルイスミレーホールは、合唱団であるオルフェオ・カタラーナの創始者であるマエストロ・ミレーに捧げられた休憩時間の集会場です。窓のステンドグラスが美しいです。

ルイスミレーホール

ルイスミレーホールには、錬鉄、タイル、モザイク、ガラス、木など、モダニズムを象徴するあらゆる素材が取り入れられています。

天井から吊るされたシャンデリアは、なんと300キロもあるそう!

ルイスミレーホールのシャンデリア

ルイスミレーホールからバルコニーに出ると、巨大なモザイクタイルの柱が何本もあります。

柱は全て色やデザインが異なりとても鮮やか!

ルイスミレーホールのバルコニー

リハーサルホール

リハーサル室は、小編成のコンサート、講演会、発表会、そしてオルフェオ・カタラーナの合唱団の練習にも使われています。

頑丈なレンガ造りの柱、ステンドグラス、モダニズムの典型的な装飾が特徴的です。

セルフツアーガイドだった私たちは行き損ねました。ガイドツアーの人しか入れないかもしれません。(違ったら教えてください。)

カフェテリア

カフェテリア

カフェテリアは、カタルーニャ音楽堂の1階正面入り口の奥にあり、レンガ造りのアーチと緑と花模様の釉薬のかかった陶器が特徴的です。

カウンターにはパンやピンチョスが並んでいました。

私たちは、朝食をカタルーニャ音楽堂からほど近いSyra Coffeeで済ませていましたが、今思えばカフェテリアで食べても良かったな〜と思いました。

クリスマスと元旦を除き、毎日午前9時から深夜まで開いています!

カタルーニャ音楽堂のチケット情報

ステンドグラス

カタルーニャ音楽堂へは、館内見学のチケットまたはコンサートのチケットを購入することで入場可能です。

ここでは、一般観光客向けの館内見学のチケットの購入方法を紹介します!

一般観光客向けのチケットは、セルフガイドツアー、ガイドツアー、オーディオガイドツアーの3種類があります。

スクロールできます
セルフガイドツアーガイドツアーオーディオガイドツアー
入場時間9:00〜15:30
所要時間50分
一般チケット料金18€22€22€
35歳未満・65歳以上18€16€22€
子供(10歳未満・大人同伴)0€0€0€
サービス内容(言語)パンフレット(日本語含む17言語)カタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語カタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、韓国語、ドイツ語、中国語
※イヤフォン持参必須
チケットの選び方・注意事項
  • 日本語があるのはセルフガイドツアーだけです。
  • ガイドツアーは運が良いとコンサートホールのステージに上がることができます。
  • 上記3つのツアーは、30日前までの予約で一般チケット料金が20%オフになります。
  • オンライン購入の場合、1€の手数料がかかります。(現地購入はかかりません。)

ガイドツアーとオーディオガイドツアーについては、有効期間内かつ営業時間中ならいつでも見学可能なオープンチケットが22€で販売されています。

みいいち

35歳未満ならガイドツアーが16€で最も安いのに、ステージに上がれる可能性があるので、英語が苦でない方にはおすすめ!

カタルーニャ音楽堂でフラメンコを鑑賞したい場合

カタルーニャ音楽堂では、夜に様々なコンサートが開催されており、そのうちの1つにフラメンコがあります!

限られた滞在時間でカタルーニャ音楽堂の鑑賞とフラメンコ鑑賞が同時にできるのは魅力的ではないでしょうか!?

公式サイトから予約することも当然可能ですが、会員登録が必要であったり、予約画面がスペイン語であったりと、ぱっと見難解な印象でした(予約方法は下記サイトが最もわかりやすかったので参考まで)。

VELTRAなら、日本語で、カタルーニャ音楽堂のフラメンコショーの予約が可能です!

カタルーニャ音楽堂+フラメンコを予約する

最後に

大ホール天井

バルセロナといえばガウディですが、カタルーニャ音楽堂は世界遺産に登録されており、非ガウディ建築として名高い建築物の一つです!

大ホールのステンドグラスは写真でも十分綺麗ですが、実物を見るとため息が出るほど美しいので、バルセロナを訪れた際は、ぜひスケジュールに組み込みことをおすすめします!

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