こんにちは、みいです!
私たちは、3泊5日でスペインのバルセロナに行ってきました。
グエル公園は、バルセロナの中心地にあるアントニ・ガウディの作品群の1つで、ユネスコの世界遺産に認定されています。
サグラダ・ファミリアに次いで観光客数が多く、バルセロナを訪れたら必ず行きたい人気の観光スポットです。
元々はイギリスの田園都市から着想を得た住宅都市として構想されましたが、最終的には住宅は建設されず、2軒だけ住宅が建てられた後、公園となりました。
この記事では、実際にグエル公園に行った私たちが、予約方法、行き方、園内マップ・見どころ、感想を紹介します!
- 入場チケットの予約方法
- グエル公園への行き方
- 園内マップ・見どころ
- 感想
グエル公園の入場チケットの予約は必要?予約方法を説明
グエル公園には有料エリア(青:Monumental Zone)と無料エリア(黄緑:Forest Zone)があり、入場チケットが必要なのは有料エリアのみです。
しかし、グエル公園の見どころは全て有料エリア内にあるので、チケットを購入しないとほぼ楽しめません。
2024年7月1日以降、グエル公園のチケットは現地での当日券販売を廃止し、オンラインのみで販売されることになりました。
つまり、事前予約必須です!
公式サイトから予約するのが最もお得です。
グエル公園のチケットの予約方法
観光客用のチケットは以下の3つです(※団体客用を除く)。
チケット名 | 料金 | 備考 |
Park Güell Visit | 10ユーロ | ガイドなしのセルフツアー |
Park Güell Guided Tour | 22ユーロ | ガイド付きツアー(最大25名まで) カタルーニャ語・スペイン語・英語・フランス語 |
Park Güell visit with Gaudí House Museum | 14ユーロ | ガイドなし・セルフツアー ガウディ・ハウス入場券付き |
- General ticket
-
一般のチケット(大人)
- Children from 0-6
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0-6歳の子供(無料ですが、人数は入力してください。)
- Children from 7 to 12
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7-12歳の子供
- Over 65
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65歳以上の高齢者
- People with disabilities
-
身体障害者
- Acco. people with disabilities
-
身体障害者の介助者
※”Targeta Rosa Reduïda” cardおよび”Targeta rosa” cardは地元民のみです。
訪問する日を選択すると、9時から30分単位で入場開始時間を選ぶことができます。
High availability(緑)、Low availability(オレンジ)、Last ticket available(赤)の順に残り少なくなるので、行きたい時間が決まっている場合は早めに予約しましょう。
訪問日・時間・チケットの種類と枚数に間違いがないか確認します。
問題なければ下にスクロールし、個人情報を入力します。
*Mandatory fieldsは必須項目なので、Address(住所)以外は全て入力してください。
個人情報入力画面の下にアンケートがありますが、回答してもしなくても大丈夫です。
1つ目のチェックボックスは必須です。
2つ目のチェックボックスは、プロモーションを受け取りますか?という内容なので、チェックは必須ではありません。
2つ目のチェックを入れなかった場合、青い画面が出てきますが、パソコンの場合は×を押すとカード情報入力画面に移ります。
スマートフォンの場合、2つ目のチェックを入れないと青い画面で固まってしまう現象が見られたのでチェックを入れておきましょう。
クレジットカードはVISA・Mastercard・Amexが使えます。(JCBははねられました!)
グエル公園の予約についてのQ&A
- どのくらい前から予約できる?チケットは売り切れ?
-
グエル公園は最大3ヶ月先まで予約できます。
チケットの販売状況ですが、翌々日〜1週間後を見ると、午前中の時間帯が売り切れていたり、残り少なかったりする印象です。
グエル公園はバルセロナ市内の中心地から離れているので、1日の最初に行く方が多いと思われます。
- グエル公園は無料で入場できる?
-
早朝(営業時間前)の有料エリアへの無料入場は、新型コロナウイルス感染症のため、2020年6月以降廃止されています。
現在、7時〜開園前と、閉園後〜22時はバルセロナ市民のみ入場可能となっているので、観光客は事前に入場チケットをオンラインで購入しましょう!
- 英語がわからないので日本語で予約したい!
-
少し割高にはなってしまいますが、KKDay・Veltra・HIS・楽天トラベル・Klookなどで予約できます!
日本語で予約できるサイト- KKDayから予約する
-
※バルセロナ街歩きアプリ・24時間日本語サポート付き
- Veltraから予約する
-
※バルセロナ街歩きアプリ・24時間日本語サポート付き
- HISから予約する
-
※バルセロナの街歩きアプリ「POP Guide」付き
- Klookから予約する
みいちゃんサグラダ・ファミリアとセットになったプランなどもあるのでぜひチェックしてみてください!
グエル公園への行き方
私たちは、グエル公園までタクシー1択でした!!!
Uberタクシーを使ってカタルーニャ広場からグエル公園まで15分弱で、12.95ユーロでした。
上の地図のタクシーマークで降ろされ、入口まで歩きました。
メトロで行く場合、公式サイトによると、グリーンライン(L3)のLesseps駅から徒歩20分かかります。(上の地図のA→B。途中にエスカレーターあり。)
バスでも行けるようですが、私たちにとって難解で理解できませんでした。
タクシーしか勝たん!
グエル公園の園内マップ・見どころ
Google my mapを使って、園内の見どころ・私たちが実際に行ったルートをまとめてみました!
というのも、現地には入口からすぐのところにある地図の看板を除き、園内に地図はありません。
地図上の赤いポイントが実際に訪問した場所、青いポイントは行けなかった場所です。
クリックすると番号と場所の名前が出てくるので、以下の見出しと照らし合わせながらご覧ください。
右から入って少し登って左に行き、最後に中央に戻って下るのが一般的な順路です。
結構歩いたね。
①The Three Viaducts(3つの高架橋)
グエル公園内には、土地の高低によって建築様式が異なる3つの高架橋があります。
これによって、傾斜のある地形の上下への移動が可能になります。
最上部の高架橋は道路として、最下部は悪天候の時に身を守る場所として使うことを想定していたようです。
最上部の高架橋まで行くと、山から海へバルセロナを一望できる絶景スポットに辿り着きます!
結構急な坂を登った後に見られるこの景色は格別です。
②Trias House(トゥリアス邸)
弁護士だったトゥリアスさんのために建築した邸宅です。中に入ることはできません。
③The Greek Theatre or Nature Square(中央広場)
中央広場といえば、曲線のモザイクタイルのベンチが有名です!
周囲をタイル・シャードのモザイクで覆われた起伏のあるベンチは、1909年から1914年にかけてガウディの愛弟子であるジョセップ・マリア・ジョジュールによって設計・建設されました。
列柱ホール外側から見たベンチです。
中央広場を斜め上から見た写真です。ちょうどステージが作られているところでした。この写真で言うと、左側奥にモザイクタイルのベンチがあります。
④Hypostyle hall(列柱ホール)
列柱ホールはドーリア式の柱で建造され、当初は市場になる予定でした。柱は84本もあります。
天井にある4つの円形の破砕タイルの装飾は、ガウディの愛弟子であるジョセップ・マリア・ジョジュールの作品で、四季を表しています。
天井が高く、少しひんやりとした開放的な空間でした。
⑤MONUMENTAL STAIRCASE(中央階段・ドラゴン)
中央階段は、グエル公園のシンボルでもある、列柱ホールに続く長く広い階段です。
列柱ホールの雨水貯めとしての役割もあったとされています。
そして、グエル公園の中で最も有名なのが、カラフルな破砕タイルで作られたドラゴンです!
実はトカゲやサンショウウオという説もあるそうです。
⑥The entrance and the porter’s lodge pavilions(守衛の家とお土産ショップ)
中央エントランスの両脇にあるのが、守衛の家(左)と管理事務所(右・現在はお土産ショップ)です。
守衛の家は中に入ることができ、モデルニスモ時代やガウディ作品についての説明したビデオが見られるそうです。(結構並んでいたので中には入りませんでした。)
右はお土産ショップです。モザイクタイルのグッズでいくつか気になるものがありました!
⑦Gaudí Museum House(ガウディ博物館)
⑧Washerwoman’s portico(洗濯女のポルティコ)
正直にいうと、行くのを忘れていました。
中央広場のモザイクタイルのベンチに見惚れてしまい、公園の左側まで行かなかったのです。
柱廊の柱の1つには、頭にカゴを乗せた女性が彫刻されており、洗濯女の柱と呼ばれています。
ガイドブックでは行くべきスポットの1つとして紹介されているので、皆さんは忘れないでね!
⑨The Austria Gardens(オーストリア庭園)
現在は庭園となっていますが、かつては市営の植物園として使われていたそうです。
入口で撮った写真がありました。
⑩出口
中央階段正面部分は出口専用です。(※地元の方はカード?を見せると入場できていました。)
グエル公園に行った感想
とにかく広くて歩くけど、上まで登ると景色が綺麗
広い!!とにかく広かったです!
特に、上の方まで登ると、登って降りる分だけ歩く量が増えるので、足腰には結構きます。
しかし、上まで登るとバルセロナの街が見渡せて、海まで見える景色がとても綺麗なので、登ってよかったと思えるはず。
定番ルートである高架橋最下部から直接ガウディ美術館の前を通り、中央テラスに行くとさほど歩かなくて済みます。
一つ一つの建築物にガウディのこだわりが感じられる
グエル公園は、もともと都市を目指していただけあって、各スポットについて機能性が備わっていて、全てのパーツに理由があるということがわかりました。
依頼主の希望に応え、自然と調和しようとする中で生み出されるオリジナリティあふれる建築物は、ガウディの並々ならぬこだわりから出来上がっていると感じました。
モザイクタイルがカラフルで可愛い
中央テラスのベンチ・列柱ホールの天井・ドラゴンなど、あらゆるところにモザイクタイルが使われていて、カラフルで見ていて楽しいです。
特に、中央テラスのベンチはあらゆる色彩が使われていて、見応え抜群でした。
美術館・ショップ以外に涼める場所がなくて暑い(日陰はある)
私たちは夏にバルセロナを訪問したので、朝9時にグエル公園に行ったにも関わらず暑かったです。
日陰はとても多いです。しかし、湿気があってベタベタする暑さだったのであまり意味はありませんでした。
冷房の効いている場所が、途中にある美術館か出口手前のお土産ショップしかないので、涼める場所がありません。
夏に行く場合は涼しい格好で、飲み物を持参しましょう。
事前に勉強して行った方が満足度が高い
これはどの観光地にも言えることですが、事前に見どころ・その建築物の意味などを勉強した方が良いです。
特に、グエル公園は公式から予約すると日本語ガイドがないので、事前の勉強が不足していると、私たちみたいに「洗濯女行き忘れた!」となりかねません。
もちろん、モザイクタイルのベンチやドラゴンは事前情報がなくとも目で見て楽しめますが、ただ写真を撮って終わりではもったいないです。
まとめ
- チケットはオンライン販売のみなので予約必須!2〜3週間前には予約しよう!
- 公式サイトが一番安いけど、日本語で予約できるサイトはいくつかある
- グエル公園に行くにはタクシーがおすすめ!
- 園内は見どころしかない!ガウディのこだわりがたくさん詰まっています!
- 上の方まで登るとバルセロナを見渡せる素敵な景色が広がっている
- 日本語ガイドがないので事前に勉強した方が満足度が高い
- KKDayから予約する
-
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- Veltraから予約する
-
※バルセロナ街歩きアプリ・24時間日本語サポート付き
- HISから予約する
-
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- Klookから予約する
バルセロナに行くならグエル公園まで足を伸ばしてみよう!
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